2023年8月末にググろう〜としたら、見慣れない「フラスコ」アイコンが目につきました。
マウスを持っていくと「Search Labs」と表示されて、クリックしてみたら話題の「SGE(Search Generative Experience)」(Google検索エンジンの検索結果に自動生成AIを活用した結果を導入する機能)への、有効化(参加)ページへのリンクでした。
せっかくなので試しているのですが、思った以上に便利かもしれないのですが、これからはSEO対策に変わるSGE対策が必要になるんですかね。。
SGE(Search Generative Experience)とは
SGE(Search Generative Experience)を有効化するときに説明は出てきたのですが、SGEを有効化した上でググってみたら、わかりやすく表示されました。
ただ一番上には「生成 AI は試験運用中のため、品質にむらがある可能性があります。」と表示されていました。
生成 AI は試験運用中のため、品質にむらがある可能性があります。
SGE(Search Generative Experience)は、Googleが開発した生成AI技術です。SGEは、Google検索エンジンの検索結果に自動生成AIを活用した結果を導入する機能です。
SGEは、検索結果の一番上に従来のWebページではなく、AIによる検索クエリへの回答を表示します。また、これまで対応が難しかった長文の回答内容や、おすすめの動画をプラウザで表示することもできます。
SGEは、2023年5月10日にGoogleが新しいプロダクトを紹介する「Google I/O」にて発表されました。SGEは、Search Labs の試験的取り組みとして提供を開始します。Search Labs は、検索に関する大胆なアイデアや機能をテストするための登録制の新しい仕組みです。
ChatGPTとは違い、生成された解答の横には、関連するサイト情報(サムネイルとタイトルの部分)も表示されていました。
一番左に表示されているサイト情報を見てみたら「Google Japan Blog」の記事で、2023年8月30日水曜日に公開されていた「生成 AI による検索体験 (SGE) のご紹介」にリンクしていました。
この記事を見るのが一番わかりやすくSGE(Search Generative Experience)を知ることができますね。
SGE(Search Generative Experience)の利用方法
Search Labs は、検索に関する大胆なアイデアや機能をテストするための登録制の新しい仕組みだそうで、有効化するとテストに参加し、体験できるそうです。
また初期段階の実験的なアイデアを試し、開発チームへ直接フィードバックを共有することができるそうです。
SGE(Search Generative Experience)を有効化して参加するには、検索ページの右上に表示されるフラスコアイコンの「Search Labs」をクリックします。
スマホのような縦長画面が表示されるので、下の方にあるトグルをポチッとすると有効化できます。
その前に「詳細を見る」の部分を念のためクリックしてみたら、
「SGE:生成AIによる新しい検索体験」の情報が表示され、「利用にあたっての諸々」が表示されるので、問題がなければ【同意する】をクリックします。
SGE(Search Generative Experience)を有効化したら、【例を見る】をクリックできるようになりました。
クリックしてみたら「ドーナッツに穴が空いているのはなぜ?」が検索されて、SGE(Search Generative Experience)の回答が生成されました。
生成AIの部分は背景がピンク色で、その下に普通の検索結果が表示されるようです。
試しに「スーパーブルームーンとは」を検索してみました。
(ちょうどスーパーブルームーンの日だったので。。)
検索直後は、「生成中…」と表示されますが、
ほんの数秒で、スーパーブルームーンについて、SGEの回答も表示されました。
関連するサイト情報は「一覧」と「詳細」で、表示順が変わる
SGE(Search Generative Experience)は、ChatGPTとは違い、生成された解答の横に関連するサイト情報(サムネイルとタイトルの部分)も表示されていました。
3つ並んでいるサムネイル?の上にある「アイコン」をクリックすると、サイトへのリンクがSERPsのように表示されました。
ちょっと不思議だったのが、最初のSGE表示の画面では3つのサイトがパッと見れたのですが、詳細ページに行くと表示順が変わりました。
左に表示されたものほど、詳細ページだと表示順が下になっていました。
まだ開発中だから色々やっているのかもしれませんね。。
不思議だったから何度か「SGEとは」を検索してみたら、「この検索では AI による概要を利用できません」と断られてしまいました。。
YMYL(Your Money or Your Life)の検索は、、、?
SGEを有効化する際の同意画面、最後の方で「生成AIの回答を医療、法律、財務、その他の専門分野において使用しないでください」と注意書きが出ていたのですが、YMYL(Your Money or Your Life)の領域になると思うのでちょっと気になりました。
念のため、「生成 AI の追加利用規約」をクリックしてみたら、「ジェネレーティブ AI の追加利用規約」が表示されました。
詳細を確認すると、免責の項目に同じことが書かれていました。
免責
本サービスで生成される情報は不正確または不適切な場合がありますが、Google の見解を述べるものではありません。
本サービスで提供されるコンテンツについては、ご自身の裁量で依拠、公開、利用してください。
医学上、法律上、金融上、またはその他の専門的な助言として、本サービスに依拠しないでください。これらのトピックに関するコンテンツは情報提供のみを目的としており、資格を持つ専門家の助言に代わるものではありません。
引用元:ジェネレーティブ AI の追加利用規約 最終更新日: 2023年8月9日 |Google ポリシーと規約
YMYL(Your Money or Your Life)情報を検索して利用することはないのですが、どうなるかやってみました。
投資信託とは
とりあえずお金に関する方で、最初によく分からなかった「投資信託」についてです。
すぐにAIの回答が生成されなかったので、【はい】をクリックして生成します。
金融のプロではないものの、自分で投資も始めているので生成された内容を読んでみたのですが、そんなに悪くない気がします。
ウンナ母斑とは
健康に関する方でも「ウンナ母斑」について生成してみました。
「ウンナ母斑」は、第2子ちゃんがなって記事を作ったのでちょっと知っているのですが、よく見てみると「3歳くらいまでには自然に消えるとされています。」のあとに「しかし、半数ほどは成人しても残る傾向が・・・」って、どっちだよ!(笑)って感じはしちゃいましたが、「品質にむら」というのがこういう部分でしょうね!
でも、最初に調べるような情報が短くギュッとまとめられていて、詳細を調べるためのキーワードを見つけることができますね。
SGE(Search Generative Experience)がChromeにやってきたので、試してみました のまとめ
僕の中では突然、「SGE(Search Generative Experience)」がChromeにやってきたので、まずは試してみているのですが、有効化して検索をするときに「〇〇とは?」に該当するような検索ワードで、生成AIの回答を見ることができるようです。
逆に「〇〇レシピ」だと、表示されたりされなかったりしました。
「ひき肉レシピ」で表示された、概要を生成してみたら「ひき肉」「豚ひき肉」「合挽き肉」のそれぞれのレシピが一覧になって表示されました。
「キャベツ」と「なす」も同じ表示でいい感じがしますが、SGEさんは野菜が苦手なんですかね?(笑)
とりあえず「有効化画面」に、「終了日:2024年2月」と表示されていたので、それまでは「SGE(Search Generative Experience)」を試してみようと思います。
ただ、気になってきたのが「SGEのリンク先に表示される方法」なので、ちょっと調べてみますかね。
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