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「鈍器本」といわれる『独学大全』を読んでみた

「鈍器本」といわれる『独学大全』 読んでみた
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「鈍器本」といわれ、788ページ(索引入れると800ページ超え)・5cm・1kgちょっとある『独学大全』を読んでみました。

「鈍器本」といわれる『独学大全』

副題にあるように「絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法」として、独学をするのにあたって必要な「独学のやり方」を完全網羅した1冊です。

『独学大全』の目次

『独学大全』は、4部構成になっています。

『独学大全』の目次最初

  • 第1部 なぜ学ぶのかに立ち返ろう
  • 第2部 何を学べばよいかを見つけよう
  • 第3部 どのように学べばよいかを知ろう
  • 第4部 独学の「土台」を作ろう

1部から3部はそれぞれに利用できる「55の技法」を紹介してくれます。

また第4部では、あらゆるものを学ぶ「土台」になる力として、国語・英語(外国語)・数学について、独学する事例を「独学者視点のショート・ストーリーの形」で紹介してくれます。

『独学大全』の内容

各章のはじめには、導入として「親父さん」と「無知くん」の対話があります。

親父さんと無知くん

最初の方にあるオレンジのページ「本書の構成と取説」「12」に記載してありますが、『時間がない人や多くの文章を読むことが得意でない人は、この部分だけを読むだけでも本書で扱う内容の概要を知ることが出来る』ようになっています。

対話は、すごーくゆるい感じですが、しっかり各章で学ぶことの導入を説明してくれるのでわかりやすいです。

『独学大全』読んだ感想

今回は、図書館で借りたのですが、次の人の予約もあって2週間しか時間がなかったため、「取説」にあったように、【「親父さん」と「無知くん」の対話】を先に読んでから、気になる部分だけを読み進めてみました。

勉強をするのにあたって、何をすればいいのかわからない人に、勉強にやり方というか進め方を実際の技法を紹介しながら説明してくれているので、より深く・より幅広く学びたいときには、掲載されている技法がとても役立ちそうでした。

一番興味を持ったのが『第3部第12章 読む』なのですが、読み方に技法が13個もあった!!

転読・掬読(きくどく)・問読・限読・黙読・音読・指読・刻読・段落要約・筆写・注釈・鈴木式6分割ノート・レーニンノート

これを知ることが出来ただけでも、とっても意味がありました。

ちなみに、この記事を書くために調べていたら知ったのですが、この『独学大全』を読むための副読本も出ていました。

この副読本も222ページあります!!(笑)

 

独学で学びを深めたいときには、1度読んでみるといいですよ!

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