2023年に読んだ本
SAPIXだから知っている 頭のいい子が家でやっていること
SAPIX(サピックス)という進学塾をとりあげた本なのですが、中学受験の攻略法や効率的な問題の解き方が説明されている本ではなくて、家庭の中で保護者ができる「子どもが興味関心を広げるための実践法」が、教科に合わせた習慣として色々書かれています。
『あえて「わかってあげない」』や『親自身の「好き」や興味関心が重要』など、親が一緒にやってあげることで、勉強することを「The勉強」ではなく、楽しませてあげるっていう感じです。
2時間程度でサクッと読めるので、子どもが小学生になる前に読んでおけると良さそうですよ。
海外の大学に進学した人たちはどう英語を学んだのか
日経で見かけた「ドラゴン桜に学ぶ、県立高校からハーバード大に受かる英語学習力」の記事で見かけた本で、図書館で予約できたので読んでみました。
僕の経験だと、英語が高校まで嫌いだったけど、行ってしまえばある程度なんとかなる(笑)という感想ですが、まぁ〜この考えだとそれなりにしかならないですよね。
ただ、経験しているからこの本を読んでみると「確かに!」ということも多かったので、留学するという選択肢を増やすためにも、1度は読んでみておいたほうが良いかもです。
実際の留学生の経験談も色々出ていて、サクッと読めるのでおすすめです。
教養としての「地政学」入門
以前から気になっていた「地政学」がどういうものか知りたくて調べてみたら入門として「地政学」の本がありました。
しかも著者の出口治明さんは、立命館アジア太平洋大学(APU)学長ですが、以前はライフネット生命保険で社長、会長を10年務められていた方です。
ざっくりと教養として「地政学」に入門するのにはいいのかもです。
自分の国のことだけじゃなく、周りの国や地形、その国の人の考え方など、たくさんのものが地政学に関わってくることはわかりました。
なぜ僕らは働くのか
そのうち読めたら読もうと思っていた、池上彰さんが監修の「なぜ僕らは働くのか – 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと」を奥が図書館で借りてきました!
読みたい本がカブったのは初めてでびっくり!
マンガと解説がセットになっていて、ストーリに合わせながら「働くこと」や「仕事」について知っていくことができる本で、本棚に並べておきたい一冊になりました!
10歳から知っておきたいお金の心得
長男くんが小学生になったので、お手伝いをしたらお小遣いをあげるようにしているので、「お金」についてわかる方を探していたら『10歳から知っておきたいお金の心得〜大切なのは、稼ぎ方・使い方・考え方 (10歳に贈るシリーズ) 』を見つけた本。
取材・執筆・推敲 書く人の教科書
何かで見かけた「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」を図書館で予約していたらすぐに借りることができました!
タイトルにあるように「取材・執筆・推敲」の3つの構成で、プロの「書く人(ライター)」になるための考え方を教えてくれます。
表表紙を開いたソデの部分に、「取材・執筆・推敲」の説明があるのですが、全部読み切ってから見返すとすごくよく意味が分かるようになります。
14歳の自分に伝えたい「お金の話」
読んでみたかった『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』を図書館で借りることができたので、読んでみました。
この本は2021年5月に書かれているので比較的新しい本で、数時間でサクッと読むことができる内容でした。
自分が14歳の時に読んでいたら、もうちょっと仕事の選択が違ったかも。と、思えたので自分の子ども達には読んでほしいけど、読まなくても伝えたい「お金の話」でした。
最近始まった学校での金融教育ですが、その前に家庭で基本的なところを親が教える必要があるなぁ〜と思いますね。
仮想通貨とWeb3.0革命
以前見かけて読みたかった「仮想通貨とWeb3.0革命」をを図書館で借りることができたので、読んでみました。
著者の千野 剛司さんは、仮想通貨取引所「Kraken」を運営するPayward, Inc. の Kraken Japan の代表をされていて、2021年6月には一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の理事(副会長)、日本暗号資産ビジネス協会の理事に就任されているので、DAO・NFT・ステーブルコインほか、仮想通貨とWeb3などの最新動向に詳しい方です。
仮想通貨・Web3から始まり、金融業界・DAO・NFT・ステーブルコインなどなどをコロナ禍の始めぐらいまで、網羅的にわかりやすく情報を得ることができました。
不確実な未来を見通す「投資バカの思考法」
「ひふみシリーズ」という投資信託(ファンド)を運用している、レオス・キャピタルワークスの代表取締役 会長兼社長 CIO(最高投資責任者)藤野英人さんの本です。
2021年11月から「ひふみプラス」の購入をしているので、ブックオフで見かけて読んでみました。
藤野さんはテクニカル側ではなくファンダメンタル寄りの投資方法をする方なので、バフェットやピーター・リンチなどのように中期から長期投資を行うので、僕が好みの方の内容でした。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 』は、以前からニュースサイトや本を読んでいると引用されていて見かけていた本だったのですが、久しぶりに図書館に行ったらすぐに借りることができました。
サブタイトルに「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」というのがついているように、自分の世界に対する思い込みを取り払う必要があるというのがよく分かる本です。
最初に「世界の基本的な事実にまつわる13問のクイズ」があるので、実際に答えてみるとわかるのですが、、、自分がどれだけ世界のことをわかっていないのかわかります。
ウクライナ侵攻で世界が分断されつつありますが、これからもっと進むグローバル化を考えると、まず読んでおきたい、知っておいたほうがいい情報だと思いました。
また著者たちが設立したギャップマインダー財団のサイトでみれるデータがとても勉強になります。
僕がウォール街で学んだ勝利の投資術 億り人へのパスポート渡します
ブックオフで見かけたのがきっかけですが、高橋ダンさんは、モーサテ(モーニングサテライト)の【トレーダーズvoice】でたまに見かけていたので興味を持ちました。
数時間でサクッと読める内容で、「投資」を始める際に知っておきたい情報をまとめてくれています。
マンガでわかる ピーター・リンチの投資術 ~10倍株の見つけ方を伝説の投資家から学ぶ!
すでに、ピーター・リンチの「株で勝つ」と
ピーター・リンチの「株の法則—90秒で説明できない会社には手を出すな」
は、読んでいたのですが、「マンガでわかる」だとどうなのか読んでみました。
目次を見るとわかるのですが、ピーター・リンチの人生に合わせて、わかりやすくマンガも使って説明をしてくれます。
これから株式投資をしようと考えている人も、ざっくりピーター・リンチの投資術を見てみたければ、サクッと読むことができるのでおすすめです。