Twitterを見ていたら見かけた、富士通の「デザイン思考のテキストブック」がとっても勉強になるので共有です。
しかも無料で公開されているのに、PDFで134ページもあります!一種のマーケ戦略だとは思いますが、5年間の調査・研究成果を公開しているのはすごいですね。
「デザイン思考のテキストブック」の詳細
富士通さんの以下のページに、詳細情報が掲載されていて、日本語版と英語版のPDFをダウンロードできます。
富士通の実践ノウハウとミラノ工科大学のフィロソフィーを融合したテキストブックは、以下のような章立てになっています。
Chapter1:今日のデザインとその役割
デザインの意味や進化、新たな役割や価値についてChapter2:デザイン思考とその進化
デザイン思考の誕生、4つのモデル、富士通のアプローチである富士通ヒューマンセントリック・エクスペリエンスデザイン(HXD)についてChapter 3:デザインとAI:デジタルトランスフォーメーションの時代に
今なぜデジタルフォーメーションなのか、AIの台頭、AIによるイノベーションとデザインの役割についてChapter4:未来を描き出す:シナリオ手法
この不確実な時代に未来を描き出す「未来学」のシナリオ手法について、ステップごとに順を追って説明Chapter5:形のないものをデザインする:サービスデザインの方法論とツール
サービスデザインについてとそのツール(ユーザーペルソナ、ジャーニーマップ、など)を紹介
134ページもあって読みごたえがある内容なのですが、各章の終わりには「Key Takeaways」としてまとめを掲載してくれているので、ここを読むだけでも要点を掴むことが出来るようになっています。
工業デザインからデザイン思考、DX・AI、未来学、サービスデザインへと情報をまとめて、時系列にわかりやすくしてくれているので、どんなビジネスをやっていたとしても必要な部分になるかと思うので、読んでみる価値はあると思います!
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