「鉄とコンクリートの守り人」の目標は、町中のマンホールコンプリートになります。
出来ること(遊び方)は2つ。
- 町中にある下水道のマンホールをスマホで撮影して、専用サイトにアップロードする。
- 他の人が撮影したマンホールの写真を見て、マンホールの状態をレビューする。
ポケモンGOやドラクエウォークとは違い、基本的には、ただマンホールを探して投稿するだけのコレクションゲームです! だけど、子どもと一緒にマンホールを探しながら集めていくのが以外と面白かった!
「鉄とコンクリートの守り人」は、海外でも使われるサービス「TEKKON」に進化したので、新しく記事を作りました。
「鉄とコンクリートの守り人」は、市民参画型インフラ情報プラットフォームで、探すのは「下水道」のマンホールだけです。
でも、町中には「消火栓」や「NTT」のマンホールなどがあり、普段気にしなかったのですが、マンホールって思っているよりもいっぱいあります!
お散歩のついでにマンホールを投稿してましたが、成績が上位だったら賞金がもらえるかもしれない!っていうおまけ付きなので、当たると嬉しいだろうな(笑)
そしてなによりもビジネスモデルがすご〜い!
「鉄とコンクリートの守り人」とは
「鉄とコンクリートの守り人」は、スタートアップのWhole Earth Foundation(WEF)と、水道管業界の国内シェア3位でマンホールの蓋の製造も手掛ける日本鋳鉄管が運営している位置情報を使ったゲームです。
公式サイトの「遊び方」に出ているように、目標は「マンホールコンプリート」になりますが、
期間が区切られて開催されているイベントゲームで、第5回の「#マンホール聖戦〜全国出陣祭〜2022」は、2022年1月29日(土)〜2月6日(日)で開催されました。
以前、ニュースで「鉄とコンクリートの守り人」を知って、Twitterもフォローしていたのですが、開催される前に忘れていました。
2/4(金)に「あっ!!」っと思い出して、ゲーム登録をして2日間だけ参加してみました。
実際にやってみた「鉄とコンクリートの守り人」
「鉄とコンクリートの守り人」は、アプリではなく普通にブラウザで利用することが出来ます。
公式サイトの右端に表示されている「ゲーム登録」から
メアドを入力してアカウント登録すると、入力したメアドにメールが来るので「Eメール確認リンク」をクリックして、パスワードを登録したらゲームを始めることが出来ます。
マンホールの投稿は、すでに地図上にあるグレーのアイコンを選択して投稿するか、自分で見つけたマンホールを新規で追加投稿することになります。
今回お散歩したところは、マンホールはいっぱいあるけどグレーのアイコンがなかったので、新規追加投稿をしました。
地図にないマンホールを新規追加投稿する場合
下水道のマンホールを見つけたら、ブラウザで現在地を確認して、グレーのアイコンが無かったら、左下にある黄色いカメラのアイコンをタップします。
「地図にないマンホールを撮影しましょう!」と表示されるので、「撮影して地図に追加」をタップします。
「気をつけて!」と注意が出てくるので、しゅういのあんぜんを確認できたら、「できます」をタップ!
カメラが起動するので、まずは目的のマンホールと周辺の写真を撮影します。
いい感じに撮影できたら、「写真を使用」をタップすると、
確認画面が出てくるので、問題なければ「投稿」しましょう!
次は「マンホール蓋(ふた)の撮影」です。
「撮影」を押すとカメラが起動するので、
ブレやピンぼけがないように、マンホールを撮影して、
確認画面に問題がなければ「投稿」します。
「マンホール蓋の撮影」が完了すると、一番上に「写真が投稿されました!」と出てきます。
OKをタップすると
マンホールの「正しい位置をタッチして座標を確定」することになります。
少しわかりにくのですが、薄い黄色の丸がGPSで自動的に選択された登録予定の場所になっているようです。
(緑の丸は、仮登録されているマンホールの場所のようです。)
ただ薄い黄色の丸は位置がずれて、川の上になっているので、衛星写真を見て正しい座標をタッチします。
タッチすると薄い黄色の丸がそこに移動します。
問題がなければ「確定」をタップすると、
「この位置に確定でよろしいですか?」と確認画面が出てくるので、「はい」をタップしましょう。
先ほどの薄い黄色の丸が緑の丸になり、マップ上に表示されました。
少し前にも、マンホールを投稿していたので、地図上には緑の丸が2つになりました。
これで、マンホールの新規で追加投稿が完了です。
これを繰り返して、マップ上に自分が投稿したマンホールを集めていく感じになります。
マンホールの写真が何に役立つのか? どんなビジネスモデルか?
賞金を出してまで、マンホールを撮影してもらうことに何の意味があるのかというところですが、公式サイトの「BACKGROUND(背景)」のところに記載されていました。
ざっくりですが、今までだと自治体の予算範囲だと全部のマンホールをチェックするだけでも莫大な費用がかかってしまう上に、費用が足りず手が届かないところもあったと思うので、ゲーム化して情報を集めれば、早く・たくさん集められるっていうことですね!
「鉄とコンクリートの守り人」をやることで、何日もかけてマンホールをチェックしに行っていた人件費が抑えられて、直接的被害を受けるかもしれない住民(市民)自身が、自分で自分を守れるっていうウィンウィンなビジネスモデルでした!
WHOLE EARTH FOUNDATIONとは
こんな面白いことをやってる「WHOLE EARTH FOUNDATION」が気になって調べてみました。
WHOLE EARTH FOUNDATIONはNPO団体で「鉄とコンクリートの守り人」の運営/開発をしているのですが、代表の加藤崇さんは「2013年11月、ヒト型ロボットを開発するSCHAFTの共同創業者兼最高財務責任者(CFO)で、この会社をグーグルに売却して世界に注目された企業」の方でした。
他にも検索をしていたら、「仮想通貨をインフラ保全のインセンティヴに」しようとしているようです!
マンホールの写真を撮って登録していくゲーム「鉄とコンクリートの守り人」を、子どもとやってみたら面白かった!ビジネスモデルも! のまとめ
ここ数年で、仮想通貨(暗号資産)関連に興味が出てきていて、「ユーザー投稿型」や「ついでタイプ」でなにか稼げるサービスに目が行く流れで「鉄とコンクリートの守り人」にもたどり着きました。
元々、何かを集めるのが好きなタイプで、コレクションできるものは揃えずにはいられないタイプだから、子どもと一緒に楽しめたのかもしれません。
ちなみに、投稿したマンホールが少なかったので、賞金には、、、かすりもしなかったです(笑)
ただ、自分のやっていることのついでに公園情報を集めたり、神輿の情報を集めたりしているので、今後、多言語情報に関して「鉄とコンクリートの守り人」のようなサービスが作れたらなぁ〜なんて考えているので参考になりました!
あと、パソコンのブラウザで最初見ていたら「鉄とコンクリートの守り人」のファビコンが見たことあるロゴで、すぐに分かったのですがVue.jsで作られているみたいですね。
それであれば、PWAになっていてもいいのかなと思ったのですが、今後なるんですかね?!
PWA化したサービスを作ってみたいので、「鉄とコンクリートの守り人」がPWAになってくれるとさらに参考になって嬉しいww
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