壊れたSDカードを分解してみた![SUPER TALENT 32GB]

sd-card メモ的な
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2012年9月に購入したSUPER TALENTのSDカード32GBが、PCに読み込まれずどうしようもなくなってしまい、壊れてしまったようなので、もしかしたらなんとかなるんじゃないかと思って無理やり分解してみました。
SDカードを分解してみたらびっくり!どうしようもありませんでした。というかこんな簡単な見た目なん?!とさらにびっくりでした。

SUPER TALENT 32GBのSDHCカード

2012年9月に購入したのをバッチリ覚えている「SUPER TALENTのSDカード32GB」。2012年に式根島に旅行に行く際に、水中も撮影できるデジカメが欲しくて「OLYMPUS Tough TG-320」を秋葉原で中古で1万円で購入した際に、同時に購入しました!それゆえにいつ買ったのかもわかりました。

sd-card

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32GBの容量では比較的安かったのは覚えているのですが、その時の価格は覚えていないですねぇ〜。ただ、旅行した時の他に、神輿だったり、突然の豪雨だったりとかなり活躍はしてくれました。

あれから2年半。。ついに使えなくなってしまいました。今までに何枚かSDカードは使っているのですが、壊れて使えなくなったのはこれが初めてですね。

壊れたようなので、SDカードを分解した

パソコン(Windows)に差して、データをバックアップした後に取り出して、Macに差し込んで作業しようと思ったら全く読み込まなかったので、もう一度Windowsに差してみたのですが、全く反応がなく、、、LOCKの部分を動かしたりしてみたのですが、それでもダメだったので、さらにカード自体を少しねじってみたりファミコンのソフトのように「ふーふー」もしたのですが、それでも無反応だったので諦めました。

ねじった時に、ちょっと隙間が見えてボールペンをグリグリ入れたら分解出来ちゃいました!

sd-card(表裏)

sd-card(表裏)

開けてびっくり、具が少ない(笑)

SDカードの中には黒い物体が3分の1しか入っていない

先ほどの写真の右上部分に黒いものがあるのですが、それ以外は全てカバーでした。つまり黒い部分が本体ですよね。

そこで黒い部分を外してみました。

sd-card(中身接続側)

sd-card(中身接続側)

外すというか、接着もされていないので開けた段階で外れてしまうのですが、接続部分がある側の下にはよく見ると回路的なものが見えていました。

ちなみに裏側は真っ黒です。

sd-card(中身裏側)

sd-card(中身裏側)

イメージ的には、このカードの中いっぱいに何かしらが入っていて、32GB物情報を入れることが出来るんだと思っていたのですが、3分の1って。。。

素人考えなのですが、あと、3分の2もこの黒いものを詰め込めば100GBになるんかなぁ〜ッて感じです。

SDカードの黒い物体を割ってみた

ここまで分解したら気になってしまったのですが、この「黒い物体」を割ってみたくなっちゃいました。
で、両手で持ってちょっと力をかけたら結構カタイのですが、比較的簡単に「メシャ」という音とともに割れました!!

sd-card(本体割った1)

sd-card(本体割った1)

なんか、若干中に繊維的なものがある感じがするような割れ方でしたが、簡単に2つ折りにできちゃいました。

sd-card(本体割った2)

sd-card(本体割った2)

割れ目をよく見ると銀色でキラキラしてました。

sd-card(本体割った3)

sd-card(本体割った3)

素材は何なんですかねぇ〜。。

気になってSDカードの仕組みを調べてみる(笑)

「sdカード 中身 仕組み」とぐぐってみたらいくつか出てきたのですが、これは「完全モールドタイプ」と言うもののようです。通常は、フラッシュメモリの他、コントローラー・ヒューズ・コンデンサなどなどあるようですが、外的ストレスに強くするためにモールド(モールド樹脂を用いて固める)しているそうです。

それゆえに、真っ黒な塊になっているようですね。となると中身は、フラッシュメモリとか諸々の部品なんですねぇ〜。
ちなみに、SDカードは著作権保護機能を備えており、これが「SD(Secure Digital)」の名前の由来となっているそうです!!!知らなかったなぁ〜。
そして、SDHCは、「SD High Capacity」の略だそうです。

SDカードの分解まとめ

SDカードが壊れたのをいいコトに、気になってしまったから分解したのですが、仕組みとか中身とかはあんまりよく分かってないのですが、SDは「Secure Digita」で、SDHCは「SD High Capacity」っていうのがわかったことのほうが僕的にはうれしかったですね。

ただ、他に気になる部分としては安いSDカードは早く壊れてしまうのかなぁ〜ってとこですね。嫁っちが持っているデジカメに装備されているPanasonicの純正SDカードはもう4,5年使っているようなのですが、まだまだ元気なようなんですよね。
PanasonicのSDカード

やっぱり純正って強いんですかねぇ〜。誰か知ってたら教えて欲しいです。

コメント

  1. 名無しの電子工作員 より:

    おお!中身って意外と透かすかなんですねえ。
    今度私も分解してみますw

  2. たみ より:

    中身を見れて良かったです。ありがとうございます。

  3. PCK より:

    ≫Panasonicの純正SDカードはもう4,5年使っているようなのですが、まだまだ元気なようなんですよね。

    この頃のSDカードはSLC NANDを採用しているので書き込み耐久性が異常に高いのですが、最近のSDカード比べて読み書き速度が遅いんですよね。

    耐久性は一般的な使い方だと大差はないから、容量や速度に不満が出てきたら買い換え時かな。
     

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